我々人間とDNAが99%合致するチンパンジーですが、これまで不快な印象しか与えなかった「うんこ投げ」という行動と知性の以外な関係性が明らかとなりました。
エモリー大学の研究によると、うんこを頻繁に投げるチンパンジーは投げないチンパンジにーに比べて、賢いことが分かりました。また、狙いどおりの場所に正確にうんこを投げられるチンパンジーは、特に賢いことも分かりました。
ライプチヒ大学の研究者が、脳のスキャンして調べた結果、「投げる」という行動と知性には関連性があることが分かりました。
研究者らは、チンパンジーの脳のスキャンし、脳の構造とチンパンジーの行動とを比較しました。すると、うんこを投げて、しかもほとんどを正確に命中させる固体は、高い運動機能だけでなく、高い言語能力を有していました。また、群れの中でもっともうんこを投げる固体は、群れの中でもっと社交的でありコミュニケーション能力に優れていました。
これらのことから、うんこを投げるという行動が、言葉を話す前段階の能力であることを示唆しているという結論に至りました。
しかし現時点では、この論文を発表した研究者たちでさえうんこを投げる理由については分かっていないといいます。
研究者は「”投げる”という動作に関する神経的な反応が早いヒト科の動物にとって、投げることによる神経の発達は会話能力の獲得に役立ったのかもしれない」と述べました。
これらは動物園で、チンパンジーがうんこを投げる姿を見るときは、「あいつ頭良いんだな」なんて思うべきなんでしょうね。他人と話をするのが苦手な人は、まずうんこを投げるところからスタートしてみるのもいいかもしれません。
すんばらすぃー論旨どす。感動すますた。