アメリカ・ミズーリ州で話題となっていたフェイスブックで生徒と教師のフレンド登録を禁止する法律が、廃止されることとなりました。教師の性的な非行から、子供たちを守るために制定されたこの法律は、制定前から話題となっていました。
この法律が廃止される理由は、フェイスブックで生徒と教師が連絡を取り合うことを禁止すること自体が、法律違反であり教育への干渉だという教師の抗議によるものでした。ミズーリ州のジェイ・ニクソン知事は、このことを受けて金曜日に署名された新しい法案で、この法律をポリシー(方針)に変更することを決定しました。
その代わりに全てのミズーリ州の学校区では、2012年3月までに独自の「ソーシャルネットワーキングポリシー」を作成することとなりました。
ミズーリ州立教師教会は「フェイスブックで生徒と教師のフレンド登録を禁止する法律」が、あまりにも曖昧だと主張していました。この法律は、8月28日に施行される予定でしたが、そのことにより施行2日前の8月26日に差し止め命令が出ていました。
ミズール州以外でも、今後ソーシャルネットワーキングと教育の関係性について考えていかなければならないかもしれませんね。