今回ご紹介するショートアニメーション『An Object at Rest』は、静かにゆっくり過ごしたい岩山と人間の関係を描いたものです。岩山は、人類の文明によってどのように弄ばれるのでしょうか。
地殻変動や生物の進化の中でも静かに眠っていた岩山。ところが人類が文明を築いたことで騒がしくなり、眠りを妨げられます。
目覚めた岩山は、騒がしい人類の文明に嫌気を差して逃げ出します。しかし人類に捕まえられ、石臼にされたり、砲弾にされたりして徐々に小さくなっていきます。
石に自我があるなら、きっと壮絶な経験を無数にしていることになるのでしょうね。身近なものに想像力を働かせて作られたショートアニメーションでした。