アメリカの高級百貨店チェーンである「バーニーズ・ニューヨーク」が、スレンダーボディーのミニーマウスやデイジーダックなどのディズニーキャラクターを広告キャンペーンに登場させて苦情が殺到しているようです。モデルとなったミニーマウスをご覧ください。
この広告動画のストーリーは、洋服店の前でウィンドウショッピングをしていたミニーマウスが、モデルになる妄想をするというもの。妄想の中で、モデルとなったミニーマウスは、スレンダーボディーのスーパーモデルに大変身します。(動画2:25あたり)
この変身ビジュアルには著名な女優やモデル、複数の団体が猛烈に反発。健康や人権などに関するキャンペーンを行っている団体Change.orgは「ミニーマウスの体形に高級ブランドのドレスが合わなければ、ドレスではなく体形を徹底的に変えるべきというメッセージは、女の子たちによくない影響を与えます」と同キャンペーンにやせすぎのミニーを使わないよう求めており、この意見には13万5000以上の人々が賛同しているといいます。
これらの抗議の声に対しバーニーズとディズニーは共同で「活動家がわれわれのキャンペーンをねじまげようとしていることを悲しく思います。このやせたミニーは同キャンペーンのために作った3分間の動画の、通常のミニーが自身がランウェイを歩く姿を夢見るシーンで出てくるものです。その後彼女は、自分が同じデザイナーズドレスを着ていることに気付き幸せな気持ちになる……というストーリーで彼らはこういった情報を無視しています」との声明を出しています。
ミニーマウスのビジュアルも面白いですが、ミッキーマウスの服ダサさとデイジーダックのチープさがたまりませんね。