マラドーナといえば、1986年にメキシコで開催された「FIFAワールドカップ準々決勝 アルゼンチン対イングランド」で2つの伝説的ゴールを残しましたが、今回は「神の手」ゴールとともに伝説となっている「5人抜き」ゴールのアニメ化映像をご紹介します。
史上最高の個人ゴールともされる「ゴール・オブ・ザ・センチュリー」と呼ばれるこの「5人抜き」ゴールは「神の手」ゴールの4分後に誕生しました。エクトル・エンリケがマラドーナにパスを出し、ハーフウェーラインから自陣側に10m内側にいたマラドーナはドリブルを開始。10秒間のダッシュでボールを持ったまま60mを駆け上がり、ベアズリー、ピーター・リード、テリー・ブッチャーを2度、テリー・フェンウィックの5人をかわしました。さらにキーパーのシルトンもドリブルでかわし、ボールをゴールに押し込んで2-0となる得点を挙げました。
このアニメーションは、切り取られたサッカー雑誌やスポーツ新聞で作られたストップモーションアニメーション。マラドーナの躍動が上手く表現されていますね。