古代ギリシアの哲学者ソクラテスは、「悪法も法なり」という格言を残していますが、中国にはソクラテスでさえ驚くような法律が存在します。それは、犯した罪をお金で雇われた代理人が請け負い、犯罪者の代わりに刑期を務めるというもの。現代でも、この制度は利用されているといいます。
この犯罪身代わり制度は、一般的に知られているような制度ではなく、多くの人が知っているものではないといいます。しかし、中国の警察幹部によると、制度の利用自体はそれほど珍しいことではないといいます。
これまで公には知られていなかった身代わり制度も、インターネットの普及ととも明らかに奇妙な事件が注目されるようになり、多くの人々に知られるようになりました。
例えば最近では、2009年に発生した事件が大きな注目を集めました。この事件は、交通事故を引き起こした病院の院長が、従業員の父親を雇って罪を逃れたというものです。
このほかにも、バイクレーサーがバイクの運転中に死亡事故を起こし、その後に免許を持たない身代わりを8000ドル(約63万円)で雇ったり、違法な建築物解体業者が、刑期一日につき31ドル(約2400円)で従業員を服役させるケースが報告されています。
さらに、公道でドラッグレースをしていた裕福な家の男(20歳)が、歩行者をひき殺す事件が発生。このときには、中国のネットユーザーが事故を起こした人物と、裁判所に出廷した被告人が明らかに別人であることを指摘しました。ところが、被告人は禁固3年を命じられて服役することになりました。さらに、通常なら死刑を宣告されてもおかしくない重罪でしたが、刑期が非常に短かったといいます。
つい最近では、殺人事件を起こした女性が代理人を雇ったとソーシャルネットワーク上で噂となっています。
この囚人交換制度は、数世紀前から行われている中国文化の1つともいえるもので、1895年には台湾の宣教師ジョージ・マッケイが囚人交換制度の存在を指摘。1899年には、中国刑法の学者アーネスト・アラバスターが囚人交換制度がよく使われており、裁判所も許可していたことを報告しています。
この制度が維持される理由としては、犯罪者は代理人に多額のお金を支払うことで罰を受け、代理人は大きな報酬を得られるという相互利益が考えられます。また、お金持ち自体が体制側のため、自分たちに都合の良い制度を存続させているということなのでしょうね。
こうして腐敗は拡大していく
シナ人の民度が一向に改善しないのは当然のこと、というわけか
むしろ悪化する一方なんじゃないか
え これはマジなの