MITメディアラボラトリーの創始者であるニコラス・ネグロポンテが、どのようにして「子供に1人1台ラップトップ」計画を通じて100ドルラップトップを作り配布するのか、またラップトップによる教育の変化について語ります。
彼によると、話すことや歩くことのように自発的に学ぶことが6歳程度から教えられることに変わることが、現在の教育の1つの問題点だと指摘します。
しかし、ラップトップを与えれば自ら学ぶようになるといいます。実際に引きこもりが改善されたり、非行問題がなくなったり、活動的になったなどの例を挙げています。
実際コンピュータを幼少期から使い続けるとどういった影響がでるのかを、まだ十分には研究されていませんが、十分な教育を受けられない人々にとっては自発的に学べるインターネットは大きな意味を持つでしょう。
この講演の後、2006年には188ドルで実際に売り出されました。またこのラップトップからネットブックというカテゴリーが誕生しました。
韓国でも紙の教科書の代わりに電子端末を使うという教育のデジタル化が進む中、いったいインターネットによって教育はどう変わっていくのでしょう。