以前、水の上に浮かべた絵の具で絵を描く技法「マーブリング」をご紹介しましたが、今回はこの技法を用いてギターの塗装を行う映像をご紹介します。偶然によって生み出されたサイケデリックなコントラストがギターに塗装される様子をご覧ください。
マーブリングは、水面に浮かべた絵の具を重ねて模様を作り、それを紙などに写し取るという技法です。映像では、この技法を用いて複雑な形状をしたギターにサイケデリックな模様を塗装する様子が収められています。
水にいくつかの色を浮かべて、さらに混ぜ合わせることによって手では描けない柄を作成します。そして、その色水の中にギターを輪を描くようにゆっくりと沈めていき、邪魔な絵の具を取り払った後に引き上げれば塗装の完成です。
絵の具を浮かべてギターを沈めるだけで、世界に一つだけのオリジナル柄を複雑な構造のギターに付けることができるこの手法。非常に簡単そうですが、実際にカッコイイものにするためには、デザインセンスが要求されるようです。
こちらのギターはお世辞にもカッコイイとは言えません。やはり制作者のセンスが必要なようです。