インターネットのチャットルームで、自身の頭に銃を突きつけてポーズをとっていたところ、誤って発砲し、19歳の少年が死亡する事故が発生しました。3ヶ月間の調査の末、警察は事故であり自殺ではないと結論付けました。
この事故で死亡したのはアメリカ・ネブラスカ州に暮らしていた19歳のトレバー・ジョージくん。3月上旬、チャット中にリボルバーの拳銃を持ち出し、冗談で自分の頭に突きつけてポーズをとっていたところ、誤って発砲してしまいました。
警察は、このときチャットをしていた人々は、ほとんどがジョージくんの名前を知らず、さらに知っていたとしても住所が分からないため救急を呼べなかっただろうとしています。またジョージくんがチャットをしていた相手は、オーストラリア、カナダ、オランダ、アメリカなどに住んでいたことが明らかとなりました。
今回の事件では、コンピュータに残された記録からチャット相手がジョージくんをいじめていたことなどがなく、銃を頭に突きつける行為はジョージくんが自発的に行ったものとされました。
ジョージくんは両親と暮らす自宅でチャットをしていましたが、銃声は両親には聞こえなかったようです。また、ジョージくんを知っている人物が、朝にこの出来事を知り、すぐに警察に連絡したことで事故が発見されました。