シェアをするビジネスで思いつくものといえば、宿泊施設、電車などの交通機関、カフェ・バーなどの公共の場、図書館、大学などが挙げられます。
しかし、今後そういったもの以外のシェアが進んでいく傾向にあるようです。
「メッシュ すべてのビジネスは<シェア>になる」の著者であり講演者のリサ・ガンスキーは今後、不況や地球環境の変化によって所有という概念のあり方が変化していくだろうとしています。
そしてインターネットなどのソーシャルネットワークによって、より円滑に様々なモノやサービスを共有するようになるといいます。
その具体的な例としてカーシェアリングシステム・フェイスブックなどを利用したアプリ開発・オークランドの都市開発を挙げています。
彼女の言うように、それぞれが別々に個々人の所有権を主張してきたのはここ数世紀に限ったことです。
技術の発達により容易に情報を共有することも簡単になっていくでしょうし、今後の変化から目が離せません。