以前、2つの顔を持つ世界でも珍しい猫フランクとルイが、その長寿からギネス世界記録に認定されたことをご紹介しましたが、アメリカのフロリダ州で新たに2つの顔を持つ猫が生まれたことが話題となっています。この猫は、ハービーとデントと名付けられており、地元の獣医で診察したところ、現時点では普通の子猫と同様に健康体だといいます。
2つの顔を持つ猫は、9つの命を持っているという伝説があり、世界的に見ても非常に珍しいものだといいます。通常、このように顔を2つ持っている猫は数日で死んでしまうことが多いですが、ハービーとデントは呼吸や心拍数も正常な数値を保っているといいます。
ハービーとデントは、4つの目と2つの口をもっており、それらの顔のパーツは同時に動くようです。またエサを食べる場合は、片方の顔が食べるとその様子をもう片方の顔が見ているといい、鳴き声は両方の口から同時に出てくるようです。
ローマ神話に出てくる2つの顔を持つ出入り口と扉の神であるヤヌスにあやかり「ヤヌスのネコ」と呼ばれている2つの顔を持つ猫はフランクとルイが有名で、短命であることが多いため最長の寿命は12歳です。
ハービーとデントには、フランクとルイの12歳という記録を超えて長生きしてもらいたいですね。