自転車レースなどスポーツイベントのスポンサーを行っているレッドブルが、今度は手作りの人力飛行機を飛ばすという面白い航空ショー「Red Bull Flugtag」イベントを開催しました。
このイベントは30フィート（約9メートル）の高さの滑走路から人力飛行機を飛ばして飛距離を競うというものです。
言うなれば「世界版鳥人間コンテスト」なのですが果たして世界はどこまで羽ばたいたのでしょうか。
「Red Bull Flugtag」は、1991年にオーストリア・ウィーンで行われた第一回を初めとして、世界35の都市で毎年のように行われてきたイベントです。
一番最近の大会は、2011年6月3日にイスラエル・テルアビブで行われたもので約5万人もの観客がイベントの為に集まったそうです。
イベントには、翼の大きさや機体の重さなどレッドブルが定めた基準をクリアすれば申請書を出すだけで参加できるようです。また機体は最後には水に落ちるため環境にやさしい素材を用いなければなりません。
また勝敗は、飛行距離、創造性、ショーマンシップの３つのカテゴリーで競われます。
ちなみに、歴代最長飛行距離は2010年7月24日にミネソタ州セントポールの大会で記録された207フィート（63メートル）だそうです。
創造性が競われるのはわかりますが、創造性でしか勝負していないチームが多すぎるような気がします。
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