お笑い芸人でありながら、監督して『ソナチネ』『キッズ・リターン』『菊次郎の夏』などの映画を制作し、世界的に有名となったビートたけしのモザイク画が話題となっています。
これを制作したのは、アメリカ人アーティストのジェイソン・ショウ・グリーンさん。なんとボールペンだけで描いたという緻密な落書きから構成されるモザイク画は、はたしてどのようになっているのでしょうか。古雑誌から作られたモザイクアートとも似た雰囲気かもしれません。
この作品、よ~く見ると中には幻想的な生き物や人間などが緻密に描かれています。この小さな絵も、かなり細かく描き込まれており、パッとみただけでは分からない世界観を内包していることが分かります。
奇妙奇天烈な人や生き物、構造物は、まるでビートたけしの頭の中を、描いているかのようにも感じられます。
描く対象が変われば、もちろんモザイク画の中身も変わります。こちらの絵では、ビル群や木、アメコミ風ヒーローなどが描き込まれています。
奇妙な数千の落書きから作られたユニークな肖像画は、まさに現代のモザイク画と呼ぶに相応しい秀作と言えそうですね。