粉をボウルに入れるところから焼き上げるまでを、人の手を借りずに1人(1台?)で最後まで行いクッキーを作れるロボットが開発されました。
ボウルに粉を入れて、かき混ぜたものをバットに移しオーブンで焼き上げるまでをやってのけてしまう人型ロボット「PR2 」です。
ロボットが「ゼロからチョコクッキーを作る」プロジェクトは、MITコンピュータ科学・人工知能研究所のダニエル・ラーシ教授のチームによって数ヶ月かけて進められました。
粉をこぼしたり、クッキーの型抜きをしなかったりとツッコミどころは満載のパフォーマンスですが、人型ロボットがここまで動きが可能であることに驚きです。
ロボットにとって、いくつもの階層的なプロセスをこなすのは非常に難しいとされているだけに、この「クッキー作り」はロボット工学にとって1つの大きな成果と言えるのではないでしょうか。
このような人型ロボットの開発が進めば、これまでロボットを導入することが難しかった場所での運用が期待できますね。