意外と知られていない一面を持っている、インターネット通販の世界最大手であるAmazon(アマゾン)社が過去10年間で最速の成長をしていることが発表された。
CEOのジェフ・ベゾスによると、Amazon(アマゾン)社の収益が2010年の同時期と比較して2011年4―6月期(第2四半期)は51%増であるという。
発表の中でベゾスCEOは、同社の電子端末「Kindle(キンドル)」の広告付き廉価モデル「Kindle(キンドル)with Special Offers」売れ行きが好調であったことを明かした。
売上高は99億ドルに達し、第3四半期には100億ドル(約8000億円)を突破するであろうと予想している。
しかし、純利益は1.91億ドルと8%下落した。これは、売上原価、物流設備、ネットワーク基盤などの営業経費がかさみ、54%増となったことが原因とみられる。
今回の発表はアマゾン社の凄まじい成長を示すと共に、「営業経費をどう抑えるか?」といった今後の課題も浮き彫りにした格好になった。