搭乗型巨大ロボットといえば、水道橋重工の人型四脚エンジン駆動陸戦型巨大ロボット「クラタス」が有名ですが、大阪の町工場も負けていないようです。
2012年8月25日、大阪・西淀川区で開催された「西淀川ものづくりまつり」で、搭乗型巨大ロボット「はじめロボット43号機」が公開されました。このロボットは、ただ大きいだけでなく実際に人が乗り込んで動かすことができます。
今回公開された搭乗型巨大ロボット「はじめロボット43号機」は、組みあがった下半身と搭乗部分のみ。現時点でも歩くことは可能で、身長は約3.5m、重量は250kgとなっています。
さらに上部が搭載されると完成となり、年内には上半身の骨格と頭部を開発し、2013年に外装を製作する計画。製作は大阪の町工場で行われており、最終的に身長4m、重量300kgの搭乗型ロボットの完成を目指します。
ロボットは、片足5軸で構成されており、重心を左右に移動し、遊脚を10cm上げた静歩行が可能。車輪移動やスリ足ではなく、足を上げて歩行するロボットとしては「世界最大」だといいます。
巨大ロボットが続々と開発されているようですね。あと10年もすれば、近所のスーパーにロボットで買い物に行く光景が見られるかもしれません。