タレントのデヴィ夫人(72歳)が、滋賀・大津市で中学2年生の男子生徒がいじめを苦に自殺したとされる問題について自身のブログで言及した際に、無関係の女性の写真を掲載し、提訴されたという報道について自身のブログで反論しました。デヴィ夫人は2日付けのブログで、「売られたケンカは買いましょう!私は逆告訴します!」と怒りをあらわにしています。
問題となっているのはデヴィ夫人ブログの7月10日付けエントリー。その記事でデヴィ夫人は大津市のいじめ自殺問題に触れ、「とんでもないのが母親」と個人名をあげ、母親が発したとする言動を紹介した上で「この親にしてこの子ありとは、まさにこの事」と憤慨。女性の写真も掲載しました。しかし、この掲載写真の女性は、全く無関係の兵庫県在住のスタイリストであることが後に判明。デヴィ夫人はブログから個人名と写真を削除していました。
この件について、2日に一部メディアが、この女性スタイリストは写真を使われたことで「名誉を傷つけられた」として代理人弁護士を通じて来週中にも提訴する意向だと伝えました。
これに対して、デヴィ夫人がブログで反論。「まるで 当たり屋に あてられたような 私」というタイトルの記事では、「“まだ提訴されていない”にも関わらず、大きな見出しで、当事者と弁護士しか知らない内容が出されました。これは明らかに先方当事者がリークしたことが明白です」「私にとって大損害、名誉毀損となり私の娘とご主人、孫にも甚大な被害が被られます。○○氏(原文は個人名)側は有名人である私を新聞社にタレこみ、結果がどうなることか周知してやった行為は許せません!」と激怒。女性側および一部メディアの名をあげて「逆提訴・逆告訴致します」とつづっていました。
その後、記事は一部が修正され個人名がイニシャルとなりました。
さらにデヴィ夫人の言い分としては、「(1)スタイリストの女性の写真を 「加害者の母親」と表記していない」「(2)写真んはネットに氾濫しており誰でも調べられた」「(3)写真はすぐに削除した」としており、問題はないという認識を持っているようです。
加えて、「当事者しか知らないことが報道されたのはスタイリストの女性がタレこんだ」「提訴されていないのに提訴されたかのような報道がされている」としており、テレビの仕事がキャンセルになったことなどの理由を含めて悪質な威力業務妨害、名誉棄損、恐喝だという認識だといいます。そして被った精神的・身体的苦痛から女性スタイリスト、夕刊フジ、スポーツニッポンを刑事告訴、民事訴訟するとしています。