ジル・ボルト・テイラーは、脳科学者なら願ってもない研究の機会を得ました。広範囲に及ぶ脳卒中の発作により、自分の脳の機能「運動」「言語」「自己認識」が活動を停止していくのを観察することになったのです。この驚くべき物語をお聞きください。
ジル・ボルト・テイラーは、脳が出血を起こしてその機能の一部を失う体験をしました。また、実際の脳を持ち出して、脳の機能や右脳と左脳の違いについて説明します。
脳卒中で、脳の一部の機能が失われた際に経験した体験は、通常の感覚とは全く異なるものだったといいます。
脳の機能を失うことでどのようなことが起こるのかが分かると同時に、脳がどのように人間を規定しているのかがよく分かる講演でした。