獰猛で危険な魚として知られるピラニア。「ピラニア」という名前の魚は存在せず、アマゾン川など南アメリカの熱帯地方に生息する肉食の淡水魚の総称であり明確に分類できないそうですが、その名前は現地のインディオの言語であるトゥピ語で「魚」を意味する”Pira”と「歯」を意味する”Ranha”を合わせたもので「歯のある魚」の意味の通り、「歯」が非常に強力です。
今回は、そんなピラニアに木の枝を噛ませてみた映像をご紹介します。完全に日本通販のテレビショッピングで売っていそうな高性能枝切りバサミと化したピラニアをご覧ください。
口元に木の枝をあてがわれたピラニアは、「サクッ」という小気味よい音を鳴らしながら瞬時に枝を噛み切ってしまいます。その”切れ味の良さ”は、枝切りバサミに匹敵するほどと言えます。
また何度切ってみても切れ味は落ちず、枝を差し込むたびにきれいに枝を切ってくれています。
現代ならハサミが存在するため不要ですが、昔の人はこの切れ味を活かして何かを切るのに使っていたかもしれませんね。驚くほど強力なアゴと歯を持つピラニアでした。