「Glacier Bike Downhill Saas Fee 2012」とは、毎年スイスのアルプス山脈で行われている雪山の斜面を駆け抜ける自転車レースです。今回は、そんな自転車レースの様子を選手のヘルメットに装着された視点カメラで撮影した映像をご紹介します。
この映像は、「Glacier Bike Downhill Saas Fee 2012」で10位だったAndreas Tschanz選手の視点カメラで撮影されたものです。参加者は142人なので、かなり上位の選手といえます。
この大会では、雪山を駆け下りる競技で、高低差は3500mにもなります。映像を撮影したAndreas Tschanz選手は、平均時速68km、最高時速124.9kmで山を駆け抜けたといい、多くの選手が10分未満で山を下ります。
映像では、真っ白な雪景色の中を猛スピードで駆け下りる様子が確認できます。あまりに広いため、スピード感や距離感が全くつかめません。
今大会で優勝したのは、フランスのチャーリー・ディ・パスクアーレ選手。7分31秒で大会新記録を達成し、賞金5,000スイスフラン(約42万円)を手にしました。