先日、警官に銃で撃たれながらも男が人の顔を喰らい続けた事件「フロリダ・フリーウェイゾンビ事件」が発生したアメリカで、またもや猟奇的な事件が発生し、「ゾンビが拡散している」と話題になっています。
アメリカ・メリーランド州ボルティモアで、大学生が同居していた友人を殺害し遺体の一部を食べる事件があったと、米メディアが5月31日報じました。
地元紙ボルティモア・サンによると、この大学生はモーガン州立大学に通うアレキサンダー・キニュア容疑者(21歳)。容疑者の兄が被害者の頭部と手を発見したことから警察が家宅捜査を行い、29日に同容疑者を逮捕していました。
報道によるとキニュア容疑者は31日、警察の取り調べに、ルームメートの男性を殺害して遺体を解体し、脳の一部と心臓全てを食べたと自供しました。警察は30日、動機不明のままキニュア容疑者を第1級殺人で訴追したといいます。
北米ではこの1週間、猟奇的な殺人事件が相次いで起きています。
カナダでは郵便物から人間の手足が見つかる事件がありましたが、これに絡み国際刑事警察機構(インターポール)は31日、カナダ人ポルノ俳優を国際指名手配しました。このポルノ俳優にはボーイフレンドを殺害して遺体を解体し、その様子をビデオに収めた容疑がかかっています。
またアメリカ・フロリダ州マイアミでは26日、若い男がホームレス男性の顔を食いちぎり、警察に射殺される事件が発生していました。
フロリダの事件では、「バス・ソルト」なる新型合成麻薬が原因だとされていますが、もしかするとこれら一連の事件の背景にはこの「バス・ソルト」が関係しているのかもしれませんね。