先日お伝えしたオビ=ワン・ケノービが当て逃げ事故のニュースを見れば、奇抜な名前のであることのマイナス面はよく分かると思いますが、この名前を武器にしようとした男性が現れて話題となっています。
アメリカ・ニューヨークに暮らすタイラー・ゴールドさん(23歳)は、自分の名前をなんと恐竜とまったく同じ「ティラノサウルス・レックス(Tyrannosaurus Rex)」にしてしまいました。
ゴールドさんは、法的に「ティラノサウルス・レックス(Tyrannosaurus Rex)」という名前に変更したため、公的な書類にもティラノサウルス・レックスという文字が書かれることとなります。
ゴールドさんは名前を変更する際に、裁判所でティラノサウルス・レックスという名前について「起業家にとって名前は非常に重要であり、ティラノサウルス・レックスという名前は分かりやすい」と答え、起業家として名前を売り込むために名前を変更する意図を説明しました。
通常、債権者や法執行機関から逃れるために名前を変更することは許可されませんが、ゴールドさんの場合はそれらのケースに当てはまらないため名前の変更が認められたといいます。さらにゴールドさんは、名前を変更するための全ての書類を提出し公正に名前を変更しているといいます。その結果タイラー・ゴールドさんは、法律的に「ティラノサウルス・レックス・ジョセフ・ゴールド(Tyrannosaurus Rex Joseph Gold)」に名前が変更されました。
物凄いインパクトであり絶対に忘れられない名前のため、起業家としては大きな武器を手に入れたといえそうですね。ただ、名前が覚えやすいだけに悪評が立つと厄介なことにもなりかねません。なにはともあれ、名前に負けない大活躍をしてもらいたいものですね。