デイモン・ホロヴィッツはPrison University Project(刑務所内大学プロジェクト)を通じて、サン・クエンティン州立刑務所の在監者に高等教育水準の哲学の授業を提供しています。この短くも力強いトークの中で善悪との遭遇について語ります。
デイモン・ホロヴィッツは、Prison University Project(刑務所内大学プロジェクト)を通じて出会ったトニーという生徒の囚人について語ります。
トニーは16歳のときに、その場の雰囲気に流されて母親の拳銃を持ち出しチンピラを脅かそうとして殺してしまいました。そんな過去を持つトニーはホロヴィッツとの会話から哲学について考察します。
犯罪者は、法律によって裁かれていますが、実際には「何が悪いことなのか」を知ることでしか更正することはできません。その上でも、哲学を学ばせるというのは非常に有意義なことなのかもしれませんね。