私たちは1日に10~200回ほど嘘をつかれており、嘘を見抜く手掛かりはとてもとらえにくく、また直感で自然に分かるものでもありません。「しょっちゅうウソをつかれてしまうあなたへ」の著者パメラ・メイヤーが、嘘の手法と、嘘が多く使われている場面でどうやって訓練をした「嘘を見抜く専門家(嘘発見人)」が嘘の検知を行うのか、その方法を見せてくれます。 また「正直さ」は守るべき価値観であると彼女は主張しています。
パメラ・メイヤーによると、私たちは1日に10~200回ほど嘘をつかれており、同時に嘘もついているウソツキだといいます。また、嘘は一方的なものではなく共同作業であるといいます。そして、嘘は歴史的・文化的なものであり社会の中に蔓延しています。
これだけ多くの嘘が溢れていると、騙されてしまうのは仕方ないことのように思えますが、嘘をつくテクニックがあるように嘘を見破るテクニックも存在するといいます。
パメラ・メイヤーによると、嘘をつく人は形式的で強調した言葉を使い、嘘の対象と距離をとる言い回しをするといいます。さらに、黙っていてもボディランゲージで分かります。上半身を動かさない、相手の目を見る、目では笑わず口だけで笑うなどの行動をとります。このほかにも、嘘をついた人間には言動に特徴があるといいます。
嘘をつかれて困っている人は、今回挙げられた数々の方法を試してみるのもいいかもしれませんね。