「住めば都」なんていうことわざがありますが、果たしてトイレに暮らしていてもそんなことが言えるのでしょうか。
Zeng Lingjunさんは、中国瀋陽市に妻と子供の3人家族で暮らしています。この家族は、世界でも稀な場所「トイレ」に暮らしています。
Zengさんは、中国東北部吉林省の小さな村で生まれました。大学に通うことを夢見ていたZengさんですが、家族があまりにも貧乏だったため、夢を断念して靴の修理と販売で家族を養っていました。
しかし、大学に行けなかったことで村に残って一生を終えることに耐えられなかったZengさんは、ある日、ポケットにあった50元(約665円)だけをもって中国北東部最大の都市、瀋陽市に出稼ぎに出ました。
当てもなく瀋陽市に出てきたZengさんでしたが、靴職人として熟練していたため1ヶ月で2000元(約2万7000円)の収入を得るようになりました。しかし、この収入だけでは家を借りるには不十分でした。
そんな状態だった6年前、友人から廃棄されたホテルのトイレを非常に安くで借りられることを聞いたZengさんは、すぐにお金を借りて新しい家としてトイレを借りることとなりました。
たった19平方メートルしかないトイレでしたが、便器にカバーをかけ、床を張り、古いドアを外し、自宅兼靴屋としてトイレを改造しました。
2008年、Zengさんは出稼ぎに来ていた現在の奥さんと出会い、2010年に結婚しました。そして現在では、奥さんとの間に生まれた子供と3人でトイレに暮らしています。
一家は1度、トイレから普通のアパートへの引越しを試みたそうなのですが、すぐに資金が底をつき、再びトイレで暮らすこととなり現在に至ります。
トイレで暮らすことが子供にとって良いことか分かりませんが、仕方がない部分もあるんでしょうね。まぁ、家族3人で仲良く暮らせるなら、多少のニオイも気にならないのかもしれません。
なんと幸せそうな顔か
中共は空母作るより持家促進政策でもしる!
ウジ虫家族