白い肌、白い髪の毛、青い目を持つ10人家族ですが、彼らは白人ではなくアルビノです。
メラニンの生合成に係わる遺伝情報の欠損により 先天的にメラニンが欠乏する遺伝子疾患「アルビノ」の人間としては世界最大の家族として、インド人のプッランさん一家がギネス世界記録に申請することが明らかとなりました。
プッラン一家は、デリーにある小さな家に暮らしており夫婦と子供、孫の合わせて10人がアルビノだといいます。家族構成は夫のロセタウリさん(50歳)、妻のマニさん(45歳)、息子ビジェイさん(25歳)、息子シャンカールさん(24歳)、息子ラムキシャンさん(19歳)、娘レヌさん(23歳)、娘ディーパさん(21歳)、プージャさん(18歳)、さらにレヌさんと結婚したアルビノのロジェフさん(27歳)とロジェフさん夫婦の息子ら2人です。
アルビノは1万7000人に1人の割合で誕生するとされています。
家族は紫外線に弱いため、太陽の光に当たることはほとんどないそうです。また、初めて一家を見るデリーの人々の多くに、外国人だと勘違いされるといいます。
これまでの世界最大のアルビノの家族は、アメリカとカナダに住んでいる6人家族だそうで、現在ギネス世界記録の調査団が、プッラン一家をギネス世界記録に登録するかを検討中だといいます。