まるで、絵の具でラクガキされたかのような色をした不思議な木を知っていますか?この木の名前は「Eucalyptus deglupta」というそうで、その色から「レインボーユーカリ」と呼ばれています。こんな木が生えていたら「イタズラされた」と大騒ぎになりそうです。
このようなさまざまな色になる理由は、樹皮が異なる時期に剥けるからなんだそうです。成熟するにしたがって青、紫、オレンジ、マルーンと色が変化します。
このレインボーユーカリは、自然界では北半球に存在する唯一のユーカリの種類です。インドネシア、パプア・ニューギニア、フィリピンのミンダナオ島に自生しており、紙を作るためのパルプ材や装飾用として世界中で広く栽培されています。
こんなキレイな木なら、公園などに植えてみてもいいかもしれませんね。