日本文化を語るときにステレオタイプとして登場するが忍者ですが、この忍者と全く関係なさそうなイランで女性の忍者「くノ一」が徐々に増加しているといいます。かなり本気で忍者になっているイラン人女性をご覧ください。
現在イランでは、スポーツとして忍者が広まっているといい3500人以上の女性がトレーニングに励んでいるといいます。映像をご覧になればお分かりになるとおり、厳しい修行によってイラン人女性たちは機敏な忍者の動きを体得しています。
イランでは、イスラムの戒律が厳しいことから女性の活動の自由は制限されています。しかし、1989年にAkbar Faraji先生によってイランで初となる武術を教える「忍術学校」が開校しました。この「忍術学校」は、現在2万4000人以上のメンバーが所属しており女性参加者は徐々に増加しています。また、学校では女性は「くノ一」、男性は「忍者」と呼ばれています
忍者学校のインストラクターであるFatima Muamerさんによると、忍術は身体と精神のバランスを維持するのに役立つため女性には魅力的なスポーツだといいます。また、忍術の教訓を尊重し謙虚さを大事にしているといいます。
また、アクロバットな動き以外にも危険な武器を扱う修行も行われており、弓、剣、ヌンチャク、手裏剣といった日本の伝統的な武器を使用するといいます。
なんだかいろいろ突っ込みどころもありますが、何事も一生懸命なのは素晴らしいですね。