アウディがドイツ・フランクフルトで開催された国際モーターショーで斬新で奇抜なデザインのコンセプトカーを発表しました。このアニメや映画に登場しそうなこのコンセプトカーはデザインや超軽量であることから「スパイダー」と呼ばれています。
自らコンセプトを説明するアウディの会長ルパート・シュタートラー氏
このコンセプトカーは、21インチ(約53cm)のタイヤを備えたバッテリー駆動の街乗り向けの2人乗り自動車です。運転席は炭素繊維の強化ポリマーでできており、リチウムイオン電池と2つの電気推進エンジンを搭載しています。また、ドアは斜め上に上がるスライド式になっています。
アウディは”レーシングカー”と”街乗り車”を組み合わせた従来にないカテゴリーを生み出しました。
広報担当者は「このコンセプトカーは従来のアウディのモデルには無い新しいもので、効率性を重視した軽量構造を追求しました」と語りました。「その結果、不必要な重量がなく純粋に運転性能に集中したスポーティーなものになりました」として、洗練されたデザインと高い走行性能が実現したコンセプトカーだと語りました。