日立造船が、FOOMA JAPAN 2011 国際食品工業展において、カメラによって毎分90mで流れるコンベア上の食品から異物を見つけ出し、120発のエアガンで異物を除去する色彩選別機を開発しました。
ターゲットは乾燥野菜メーカーや小魚のちりめん屋さんだそうで、従来品では1台のカメラで150mm幅という面積のみの判別だったが、新製品は4倍の600mm幅の検査ができ、処理量も4倍に増えたました。
さらに、価格も従来品が約2,000万円だったが、新製品は1,280万円に抑えることができたという。
この製品の普及により異物処理の除去精度が増せば、今後、ちりめんじゃこに小さなカニやエビが入らなくなるかもしれないと考えると少し寂しいような気もします。