ポーランドのワルシャワ空港で1日(日本時間2日)、アメリカ・ニューアークからワルシャワへ向かっていたポーランド航空の旅客機が、着陸装置にトラブルによって車輪が出ない状態で胴体着陸を試みました。その際撮影された決死の着陸を行うボーイング767型機の動画をご覧ください。
この事故によるケガ人や死亡者はなく、乗客乗員231人は全員無事でした。ボーイング767型機は、上空で故障が判明したため、F16戦闘機2機に護衛されながら、約1時間空港上空を旋回しました。その後、空港を一時閉鎖して、同午後2時40分(日本時間午後10時40分)ごろ、燃料をほぼ空にしてから着陸を試みたそうです。
ポーランド航空によると、主翼のフラップや車輪を動かす油圧装置が故障していたようで、さらに呼びシステムでもフラップしか回復しなかったようです。
胴体着陸では、火災なども発生せずキレイに着陸。機長の運転技術によって多くの人が救われる結果となりました。