バックドラフトとは、火災の現場で起きる爆発現象。今回は、そんなバックドラフトが発生した様子をとらえた火災映像をご紹介します。アメリカ・ニュージャージー州ジャージーシティで発生した火災をご覧ください。
住宅から煙が上っており、建物内は火災が起こっています。すると次の瞬間、急激に煙が噴出したと思うと引火して一気に爆発してしまいました。
この事故で3人がケガをしましたが、1人は治療するほどのものではなく、残りの2人は切り傷と打ち身程度と軽傷だったといいます。
バックドラフトとは、室内など密閉された空間で火災が生じ不完全燃焼によって火の勢いが衰え、可燃性の一酸化炭素ガスが溜まった状態の時に窓やドアを開くなどの行動をすると、熱された一酸化炭素に急速に酸素が取り込まれて結びつき、二酸化炭素への化学反応が急激に進み爆発を引き起こす現象。たちまち火の海となる「フラッシュオーバー」とは異なる現象です。
予備