その毛がまるでヒツジのようになってしまった日本の山陰地方(鳥取県、島根県など)原産の日本犬種「山陰柴犬」をご紹介します。どう見てもヒツジの皮を被っているようにしか見えない山陰柴犬をご覧ください。
山陰柴犬は、古くから山陰地方に根付き、この地に特化して育まれてきた柴犬の一種であり、韓国の珍島や済州島の犬と近い関係にあるといいます。稲作など弥生文化を伝えた人々とともに朝鮮半島から渡ってきた犬を祖先とするため他の柴犬各種とは異なる点を持っています。
そのためなのか、この山陰柴犬はまるでヒツジのようになってしまったおり、顔の毛だけが薄いため着ぐるみや毛皮を被っているように見えます。
一瞬、服を着ているように見えてしまう面白い山陰柴犬でした。