2011年には、世界中でさまざまな出来事が起こりましたが、日本で一番印象的だった事件といえば東日本大震災です。日本が地震が多い国ということは分かっていても、東日本大震災のような地震をイメージできた人は少なかったのではないでしょうか。今回は、2011年に日本付近で発生した地震を可視化した興味深い動画をご紹介します。
この動画は、2011年1月1日00:00~2012年1月1日00:00までに日本付近で発生した地震を可視化した動画です。地震の規模は、円の大きさと音の大きさで直感的に分かるようになっています。
2011年1月1日からスタートしますが、日本付近では常に大小の地震が断続的に発生し続けていることがよく分かります。また、3月11日に発生した東日本大震災の前の3月9日時点で、東北の沖合いで急激に地震が増えていることも確認できます。3月11日以降は、東北付近に集中して地震が発生しており、活発な地震活動が続いていることが分かります。
こちらは世界の地震を可視化した動画です。ニュースで報道されていた世界各地の地震に比べても、東日本大震災はケタ違いの大きさだということが分かります。
ただ、これらの映像に使われている資料は、集められた情報を元に制作されているため、もしかすると地震計などが設置されていない地域は十分な情報が集まっていない可能性があります。また、日本においては3月11日以降に地震に対する情報が、これまで以上に集められるようになった可能性があるため、実際の地震の様子と直結させることはできないかもしれません。しかし、それらの状況を鑑みても東日本大震災は歴史上稀に見る規模だったことは間違いなさそうです。それにしても、ちょっと日本は地震が多すぎますね。