以前、無名の男性が人気俳優に成り済ます社会実験映像をご紹介しましたが、今回もよく似た社会実験的イタズラ映像をご紹介します。普通の男性がスター気取りで登場し、数人が騒げば黒山の人だかりができてしまいました。
今回の実験は、ニューヨーク出身の冴えない一般人男性ブレット・コーエンさんが行ったものです。普段なら全く見向きもされないコーエンさんは、あるアイデアを試してみることにしました。
実験では、コーエンさんがスター気取りで登場。コーエンさんには、2人のプロのボディーガードが付き、さらにパパラッチに扮した2人のアシスタントが付くというもの。
計5人が、ニューヨークの街中で猿芝居を演じると、すぐに人が集まってきます。大衆たちが誰も知らないはずのコーエンさんの写真を撮影したり騒いだりすると、さらに人が増え雪だるま式に大きな騒ぎとなります。
レポーターに質問されると、コーエンさんを知らない人々も「カッコイイ」と知っているように答えており、警察官までも握手に応じています。
人間が5人もいれば、熱狂的な空間を作り出すことができるんですね。さらにほとんどの人は、その場の雰囲気に飲まれてしまうようです。面白いような怖いような大衆の集団心理を上手く利用した社会実験映像でした。
つまり、誰でもいい訳だ!!決して大物スターでも、特別意識して騒いでいる訳ではなく、その場の雰囲気が良ければ、誰でも構わない?それって、ある意味恐ろしいね。だとしたら、本物のスター達って、その場の雰囲気作りがうまいってわけで、演じているわけだ。なんとなく、人間性の裏と表を知らされた妙な気分で好きになれないな自分は。