体長7.5メートルの巨大ヘビなど、これまでにもたくさんの巨大生物をご紹介してきましたが、今回ご紹介するのは巨大なヘビを模したモンスターロボットです。
全長35フィート(約10.66m)、重さ1トン以上の巨大なヘビのようなロボット「Titanoboa」が開発されました。動きもまるでヘビのようです。
このロボット「Titanoboa」は、カナダのバンクーバーにある「eatART」によって製作されたもので、まるでヘビのように身体をくねらせながら前進する奇妙なロボットです。
現在公開されているこの映像の「Titanoboa」はプロトタイプのようで、完成すれば滑らかな”皮”ともいえるカバーが装着され、水の中でも進むことができるようになります。また、個々の部品が複雑に組み上げられているため、操作するには熟練した技術が必要となっています。
「Titanoboa」製作プロジェクトのきっかけは、現在ある輸送のための推進力などの代替的な形態を模索することにあり、ヘビの動きは人間の輸送技術史のこれまでにない形態だといいます。また単純に”カッコイイ”という不思議な魅力も持っていると説明しています。
ロボットといえば、つい人型になってしまいがちですが、用途や場所によってさまざまなタイプのロボットや動きがあれば、より多くの環境に対応できるロボットを作ることができます。まるでSF映画に出てきそうなヘビ型ロボット「Titanoboa」の、今後の開発に期待です。