ショートアニメーション「Wildebeest」は、2頭のヌーが水に浮かんでいる物体を「ワニだ」「いやいやただの丸太だ」と議論するというストーリーのアニメです。可愛い絵とは対照的にシニカルでシュールなストーリーをお楽しみください。人間の社会でも、同じようなことが起こっている気がします。
2頭のヌーが水に浮かんでいるものの正体について議論します。1頭は「ワニ」と言い張り、もう1等は「丸太」と主張します。
丸太派のヌーに証拠を見せるため、ワニ派のヌーがあれやこれやの方法で正体を暴こうとしますが、皮肉にも最後には自身が食べられることでその正体を証明することに成功しました。
丸太派だったヌーは、この光景を目の当たりにしてワニ派となりますが、次に来たヌーは正体を「丸太」と主張するところで物語が終わります。
無限ループを思わせる、非常に皮肉の利いたショートアニメーションでした。