以前にも、女性が浮かんでいるように見える「浮遊少女」やフランス人写真家の浮遊写真などの浮遊写真をご紹介してきましたが、今度は赤ちゃんがふわ~っと浮かんでいるように見えるアート写真「フライングベイビー」が登場しました。昨年の夏から”飛び始めた”というヘンリーくんをとらえたアート写真をご覧ください。
この「フライングベイビー」の撮影者は、写真家のレイチェル・フーリン(Rachel Hulin)さんで、飛んでいるように見える赤ちゃんは息子であるヘンリーくんです。レイチェルさんによると、赤ちゃんが飛んでいるのは楽しいだろうと思ったといい、その結果ヘンリーくんは飛びました。
ふわ~っと浮かんでいるように見えるヘンリーくんですが、実はその撮影方法は一切明かされておらず、どうやって撮影したのか分かりません。
レイチェルさんが、この不思議な写真をフェイスブックで公開したところ、大きな反響を呼びたくさんのコメントが寄せられたといい、意見の中には「可愛い」「面白い」「不気味」といったものの紛れて「赤ちゃんを投げているの?」と赤ちゃんを心配する声もあったようです。
レイチェルさんによると、この写真の作成方法は実際に赤ちゃんを投げているわけでも、パソコンに取り込んで合成しているわけでもないといいますが、明確な詳細は明かされていません。
「フライングベイビー」は、何気ない日常風景の中に、ぽかんと赤ちゃんが浮いているという非日常性が紛れ込んでおり、見る人の常識を揺さぶります。
大人が浮いているなら「ジャンプした」と想像できますが、これらの写真がどのように制作されたのかはまったく検討が付きませんね。
やはり最後まで見てもサッパリ分からない「フライングベイビー」。ほわ~っとしたヘンリーくんの表情が、いっそう浮遊感を醸しだす面白いアート写真でした。