暑い夏にはキンキンに冷えたビールが最高に美味しいですが、わざわざビールを冷蔵庫に入れて冷やしておくのは面倒なものです。
そんな声に応えてか、イギリスでは缶の下にあるボタンを押すだけで2分後にはぬるいビールが冷える画期的な商品が開発・発売されます。
この世界初となる画期的なビールは、缶の下の部分を押すことで二酸化炭素が容器内に高い圧力で充満し、その反応によって2分で15℃程度までビールを冷やすことができるといいます。
開発者によると、常に冷やしている必要がないため環境負荷が少ない製品だといい、どんな場所でも冷やせることも大きな利点だといいます。
これまでにも開発が進められてきたこの製品ですが、開発元であるジョセフ社のミッチェル・ジョセフCEOによると、以前のバージョンでは二酸化炭素が温室効果ガスとして環境に有害とされたため、開発に20年も費やしたといいます。
大きなアイスボックスを必要とせず手軽に持ち運べるこの画期的なビールの販売は、2012年後半が予定されています。