伊藤ハムは1日までに、米国の関連会社「ワイオミング・プレミアム・ファーム」が運営するワイオミング州の農場で、現地採用の男女従業員4人が豚を乱暴に扱う不適切な行為をしていたと発表しました。
伊藤ハムによると、4人は今年春、子豚を揺さぶるといった乱暴な扱いをしていました。関連会社の社内規則に違反しているとして4人を解雇したほか、監督責任を問い農場長も解雇しました。
米国の動物愛護団体がホームページで問題を指摘したのを受け、伊藤ハムは5月中旬に社員らを現地に派遣して聞き取り調査をしていました。伊藤ハムは「従業員の一部に知識が不足していた」と説明しています。
映像は、2012年4月に、HSUS(全米動物保護協会)により明らかになった、伊藤ハムのアメリカ養豚場で撮影された映像。次のようなことが行われていました。
1.職員が子豚の(切り取った)睾丸を投げ合い”面白がって”母親に食べさせているのを潜入調査員は見た。
2.交配をさせようとした職員が子宮でなく直腸に入れたため、肛門脱出と子宮脱出を引き起こした。主任はこの話を潜入調査員に笑いながら語った。脱出症の妊娠豚は他にも見られた。
3.職員が子豚をサッカーボールのように蹴り、子豚の足をもって弧を描いて振り、ゲンコツで母豚を殴り、子供と離れるのを抵抗する母豚を何度も暴力的に蹴る。
4.ある時は、後ろ足を骨折した母豚のおしりの上に体重のある職員が座ったり乗って跳ね、母豚は痛さに悲鳴をあげる。
5.病気もしくは障害で動けない母豚の状態を調査員が知らせたにも関わらず、獣医診療されずにおそらく脱水と餓えで死んだ。
6.産まれたばかりの子豚が糞尿で満たされた浅いくぼみに落ちて体がアンモニアで焼けており、調査員が主任にどうしたらこのようなケガと死を避けられるか助言したが実行されなかった。
HSUS(全米動物保護協会)は郡保安官事務所へ調査証拠を渡し、刑事告訴をするように求めているといいます。
信じられないような恐ろしいことが行われていたようです。こんな虐待を受けた肉でハムが作られていたと思うと、なんともいえない気持ちになりますね。消費者が安心してハムを食べられるように、品質管理には十分注意してもらいたいものです。
見てて涙が出てきた。酷いにもほどがある、こんなことしたやつは死んだ方がいい
豚虐待した従業員は全員メキシコのチワワ州へ送還してやれ