アメリカ・アイオワ州にある全米最大の豚肉生産者の1つである「アイオワセレクトファーム」で行われたおとり捜査の映像が物議をかもしています。映像中には子豚をコンクリートの床に叩きつけたり、腹をメスで裂いたり、皮膚腫瘍の豚をそのまま放置したりと動物虐待の悲惨な現状が映し出されています。
この映像を見れば「もう人間は試験管バーガーかうんこバーガーを食わないと仕方ねぇなぁ」なんて気持ちになってしまいそうです。
「アイオワセレクトファーム」は州最大の養豚場ですが、すでにいくつかの小売店などからは「アイオワセレクトファーム」の豚の取引を中止が発表されています。
この映像はおとり捜査のため「アイオワセレクトファーム」の社員となった人物が4月~6月にランダムに選んだ施設で隠し撮りした映像だそうです。
「アイオワセレクトファーム」側は、このような劣悪な管理体制を認めながらも”業界内では慣行として行われているレベル”だと主張しています。
もしかしたら、このような管理体制の食肉施設は無数にあり、今回摘発された「アイオワセレクトファーム」は氷山の一角かもしれません。