ロシアの彫刻家セルゲイ・ボブコフ(Sergey Bobkov)さんは、木材のチップを大量に繋ぎ合わせることによって驚くべき動物の彫刻を制作してしまいます。まるで生きているかのように活き活きとした表情を見せる木材チップ彫刻をご覧ください。
ボブコフさんは、これらの彫刻を作るために材料となる木材チップを数日間水に浸して柔らかくするという独自に考え出した方法を用いています。材料となる木材チップの大半は松ですが、彫刻の部位によってはシベリア杉など他の木材を使うこともあるといいます。
製作には6ヶ月程度を要するといいます。また、完全に趣味で作っているため販売に関する問い合わせは全て拒否しており、作品の販売は行っていません。
色合いや形状、質感など、動物の羽や毛が見事に木材だけで再現されています。今にも動き出しそうな造形に木材チップがよりリアルティを与えていますね。