自動車免許の取得を考えている人は、グーグルの自動運転車を待ったほうがいいかもしれません。
アメリカ・ネバダ州の自動車管理局(DMV)は7日、自動運転システムを採用した車を開発中のグーグルに対し、公道で試運転できる免許を全米で初めて交付しました。
発表によると、DMVの担当者がグーグルの自動走行車に試乗し、カーソンシティー郊外やラスベガスの大通りを走行したといいます。同州議会は昨年、自動走行車を公道で走らせる法律を初めて制定。今年3月1日に施行されていました。
グーグルによると、同社が開発した自動走行車は、ビデオカメラやレーダーなどのほか、ドライバーが運転する車によって集められた道路情報をもとに走行するといいいます。
デモ走行動画
今回免許が交付されたのは、トヨタの「プリウス」を改良した自動走行車。開発にはスタンフォード大学の教授も参加しています。
ネバダ州では将来的に、個人が所有する自動走行車にも免許を出す計画。このほかにも、グーグルが本社を置くカリフォルニア州も自動走行車のための法整備を準備しています。
夢のような技術が、ついに実現一歩手前までやってきたようです。この技術が普及すれば、関越自動車道のバス事故のような自動車事故は発生しなくなるかもしれませんね。