色粉や色水を掛け合うヒンドゥー教伝統の春祭り「ホーリー祭」が美しい!!


̃Gg[͂ĂȃubN}[Nɒlj

ホーリー祭(Holi)とは、インドやネパールのヒンドゥー教の春祭り。春の訪れを祝い、誰彼無く色粉を塗りあったり色水を掛け合ったりして祝うお祭りです。今回は、2012年に行われたホーリー祭をとらえた美しい映像をご紹介します。

Sponsored Links

ホーリー祭は、もともと豊作祈願の祭りでしたが、その後クリシュナ伝説などの各地の悪魔払いの伝説などが混ざって、現在みられる形になりました。ホーリー祭の特徴である色粉や色水を掛け合う由来は、カシミール地方の伝承でこの日に人家に押し入ってくる悪鬼ビシャーチャを追い払うため泥や汚物を投げつけたのが始まりとされています。そのため黄色は尿、赤は血、緑は田畑を象徴すると言われています。色水は色粉を水に混ぜて作ったものです。

インド暦第11月の満月の日(太陽暦では3月に当たる)の午前中がクライマックスですが、前日から色粉の掛け合い等を始めることもあります。祭りの前週から繁華街には色粉や水鉄砲(主に子供が使う)を販売する露店が多数出ます。人々は色粉等を購入して準備し、当日は他のヒンドゥー教の祭りと異なり特定の神に対する祭礼は無く、地域の人達が集まって祭りが始まります。

祭りが始まると、友人知人はもとより通りがかった見知らぬ人にまで顔や身体に色粉を塗りつけたり、色水を掛け合ったりします。色粉を塗りあった後は「ハッピー・ホーリー」と言いながら抱き合うことも多いようです。最初は特定の色を額に塗る程度ですが、次第にエスカレートして顔全体や体中が色だらけになってしまいます。また ヒンドゥー教徒は比較的飲酒を忌避するが、ホーリー当日だけは盛大に飲む人が多く、昼頃には芝生や木陰で酔いつぶれている人をよく見かけるといいます。

ホーリー祭は、多くの企業や商店が休みとなるのが一般ですが、祭りが落ち着く夕方以降は開ける店も多いといいます。またバスやトラックの運転手も祭りに参加しているので、当日の道路は閑散としています。

おそらく現場ではめちゃくちゃな状態になっているんでしょうが、撮影の仕方によっては非常に美しく神秘的なお祭りに見えますね。ホーリー祭をとらえた美しい映像でした。

Sponsored Links
1つ星2つ星3つ星4つ星5つ星 (1 投票, 平均値/最大値: 1.00 / 5)
Loading...

̃Gg[͂ĂȃubN}[Nɒlj

キルロイ の紹介

管理人のキルロイです。 現在、当サイトでは記者を募集しています。 あなたの伝えたいという熱い思いを形にしてみませんか? あなたの記事をお待ちしています。 なお、オープンにしていいご意見、ご感想、質問等ありましたらコメント欄からお願いします。それ以外のご連絡は、上の「サイト情報」からメールをお願いします。なお、全ての質問(単なる誹謗中傷など)に対して必ずしも返信するとは限りませんのでご了承ください。
カテゴリー: デザイン, 国際, 文化, 歴史 タグ: , , , , , , , , , , , パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

This blog is kept spam free by WP-SpamFree.