実際の戦闘に使われていた世界各地の奇妙な武器10点が面白い!!「本当にこんなので戦えるの!?」


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人類は有史以来、石器をはじめとしたさまざまな武器を開発し戦闘を行ってきました。そのなかには、信じられないような不思議な武器も存在します。今回は、世界各地に存在する奇妙な武器10点をご紹介します。

1.ウルミ

インドの武術、カラリパヤットで使われる柔らかい鉄で作られた2mほどの長剣であり、肉を切り裂くのに十分な鋭さを持っていますが、タイトコイルのように巻きつくのに十分な柔らかさはありません。南インドで発祥し、ケーララ州のマラバール海岸北部で盛んに行われており、インドでは叙事詩にも登場します。

普段はベルトのように腰に巻きつけておき、有事の際には剣として遣うほか、火を付けて振り回したり、罠に使ったりと日本武術で言うと忍術的な遣い方もあるといいます。

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2.手甲鉤

日本の暗器の一つ。手鉤ともいいます。主に忍者が暗殺用として使用していたもので、熊手のような形状をしており、手の甲に装着するものと手に平に隠して装着するものの2種類があります。この爪で敵を攻撃する他、刀を受けたりする防具としても使用することもできます。武器として使用される以外は爪を樹木や石垣に打ち込んで上り下りしたりする登器や堅い土を掘ったり、土塀に穴を空けたりする開器としても使用したりします。

3.鎖鎌

草刈り鎌に鎖分銅を取付けた様な形をした武器で、農耕具を武器として発展させた物です。主に帯刀を許されない身分の者(農民・商人・職人)の護身用の武器として用いられ、日本の武術各流派では隠し武器として用いられました。武芸十八般の一つともされています。

4.トレビュシェット

固定式の攻城用兵器の一種。平衡錘投石機。巨大な錘の位置エネルギーを利用して石を投げます。攻城用の投擲兵器としては後発にあたり、大型で威力と安全性に信頼の置ける火砲が出現するまで利用されていました。

5.パリ砲

第一次世界大戦期、ドイツ軍がパリを砲撃するために製造した巨大な列車砲です。1918年3月から8月まで使用されました。第一次世界大戦を通して最も大きな砲であり、超巨大砲(supergun)と考えられました。この大砲は「カイザー=ヴィルヘルム砲」(独:Kaiser Wilhelm Geschütz)とも呼ばれています。

6.ゴリアテ

第二次世界大戦でドイツ国防軍が使用した遠隔操作式の軽爆薬運搬車輌の通称。大きく分けて電気モータータイプ (Sd.Kfz.302) とガソリンエンジンタイプ (Sd.Kfz.303) の2種類が存在しました。

最高で100kgの高性能爆薬を内蔵し、有線で遠隔操作され無限軌道で走行・自爆します。連合軍ではTracked mine(移動地雷の意)とも呼ばれていました。主な使用目的は、地雷原の啓開・敵固定陣地・軍用車両の破壊でした。

7.FP-45(リベーター)

1942年にアメリカのゼネラル・モータース社で製作された拳銃。アメリカが第二次世界大戦当時に枢軸国支配下の国のレジスタンス運動を支援する目的で製造した銃。もともとはポーランド亡命政府の要請を受けてアメリカ政府が提供を決定しましたが、その実態は基本的に無償供与に近いものでした。そのため、性能を度外視してとにかくコストを下げ、100万丁を用意するようゼネラル・モータース社(GM社)に要請がなされました。その結果GM社は部品数わずか23点、実用可能かどうか不明な100万丁の本銃を11週間で作り上げたといわれています(6ヶ月という説もある)。そのため本銃の性能は劣悪で、銃と呼べるかどうかも不安な製品に仕上がっています。

装弾数は1発、命中精度は低く、装填は撃つたびに手動で行う必要がったため、正確に言うと拳銃弾を撃発することができるだけの機械でしかありませんでした。そのため本格的な戦闘用ではなく、これによって敵兵を襲撃してその武器を奪うことではないかと推測されています。

8.ジップ・ガン

ジップ・ガンとは作りが単純で銃器メーカー製ではない拳銃の総称。多くのジップ・ガンは単発式(シングルショット)であり、多くの地域の法律では製造、所持が禁止されています。ガンスミスの資格を持っていないものが製造すると密造銃となります。

他の銃器に見られる大半の部品を省いた単純な作りであるため比較的簡単に製造が可能であり、銃に見えない外見であるため隠匿性、携帯性に優れ、主に護身用、犯罪用、暗殺用などに使われています。中には懐中電灯や携帯電話などの日用品に似せて作られた物もあります。

9.軍用イルカ

軍事目的で利用されるイルカ。アメリカ軍が利用中であり、ロシア軍には利用計画が存在しました。主な任務としては、ダイバーの救助、及び、機雷の探知等です。1990年代の湾岸戦争、2003年のイラク戦争においては実戦で使用されました。

10.風船爆弾

太平洋戦争(大東亜戦争)において日本陸軍が秘密裡に開発した気球に爆弾を搭載した兵器。「ふ号兵器」という秘匿名称で呼ばれていました。戦果こそ僅少であったものの、ほぼ無誘導で、第二次世界大戦で用いられた兵器の到達距離としては最長であり、史上初めて大陸間を跨いで使用された兵器となりました。

参照

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