「インターネットはポルノのためにある」という歌詞の歌がありますが、全くの間違いではなかったようです。
「ExtremeTech」などの情報によると、世界中のウェブトラフィックの30%がポルノに費やされ、最大手ポルノサイトはグーグルやフェイスブックに匹敵するほど巨大な規模であることが明らかとなりました。
一般的な大手サイトへのインターネットユーザーの平均滞在時間は3分から6分となっていますが、ポルノサイトでは平均滞在時間は一気に5倍に伸びて15~20分はサイトを離れない傾向が強いといいます。また最近では、ポルノサイトのコンテンツが画像ではなくストリーミング映像が主となっているため、そのデータ量が莫大なものとなっています。
ストリーミングといえば、ネットで映画が見られることが話題となっている「Hulu」が存在しますが、ポルノサイトの「YouPorn」の帯域はHuluの6倍超だといいます。同じく世界的に人気のポルノサイト「XVideos」の月間ページビューは44億ページとなっており、CNNの3倍超で、グーグルやフェイスブックに匹敵する利用を記録しています。
大手ポルノサイトの月間ページビュー
「XVideos」・・・44億ページビュー
「PornHub」・・・25億ページビュー
「YouPorn」・・・21億ページビュー
「Tube8」・・・9億7000万ページビュー
「LiveJasmin」・・・7億1000万ページビュー
これだけ見ても恐るべき数値ですが、これらの中には児童ポルノも含まれているといい、近年では社会問題となっています。
さらに全世界のウェブトラフィックにおけるポルノ関連の割合は、全体の30%になっています。さらに、全世界のインターネットトラフィックの2%が「YouPorn」によるものだといいます。
これらの情報から、全世界においてインターネットを利用する上でポルノは主流ともいえるコンテンツだといえます。加えて、これだけのポルノユーザーからの要求を快適に処理するため、各ポルノサイトが用意しているサーバーやシステム、バックボーン回線のレベルは業界最先端レベルで、現在も日々進化を遂げているという現実があるようです。