お笑い芸人の鉄拳といえば、奇抜な化粧をしてスケッチブックに描いた自筆のイラストを見せながら滑舌の悪いトークで「こんなものはいやだ」というネタ(めくり芸)をすることで有名です。そんなお笑い芸人の鉄拳が制作したパラパラ漫画が、なぜか号泣するほど良い話だとして話題になっています。たった数分間で、人生の苦楽を感じさせる素晴らしいパラパラ漫画をご覧ください。
このパラパラ漫画は、時間を刻む振り子時計の振り子に合わせて、1組の夫婦の人生の苦楽を描いたものです。楽しい青春時代や大変な時期を乗り越えて人生の終焉へと向かう夫婦を見ていると、たった数分にも関わらず物語にのめり込んでしまいます。また、題名にもなっている振り子を効果的に使っており、ストーリーや演出などを含めて素晴らしい作品といえます。
作品を見た人の中には、鉄拳に関して「お笑い以外にも、こんな作品も作れるのか」と驚く人や、感動して号泣してしまう人が続出しているようです。
また、この作品以外にもいくつかのパラパラ漫画を描いているようです。どれもこれも秀逸です。
ここまで素晴らしい作品が描けるなら、お笑い芸人よりも漫画家になったほうがいいような気もしますが、お笑い芸人をやっているからこそ、こういった人の心を揺さぶる作品が描けるのかもしれませんね。