暗闇で自転車を走らせていると、ライトを点けなければいけません。しかし従来のライトでは、直接タイヤに発電機付きライトをひっつけなければいけないため、自転車を漕ぐ力が余計に必要でした。ところがこのたび、車輪に付けなくても発電・点灯させられる非接触自転車用ダイナモライト「Magnic Light」が開発されました。
これまでのライトは、回転する車輪とくっつけることで摩擦エネルギーを電気に変えて点灯させていましたが、ドイツのDirk Strothmann氏が開発した、この非接触自転車用ダイナモライト「Magnic Light」は強力な磁石を使うことで回転する車輪にくっつけることなくライトを点灯させることができます。
原理としては、ダイナモに組み込まれた磁石と自転車側の導電材料が動くことによって誘発した渦電流を利用して点灯させています。また、アルミニウム、マグネシウムなどの金属製のリムであればどんな自転車でも利用することが可能とのこと。
動画では、ライトの強さなどを実験していますが、通常の走行スピードでも十分な光を放つことができています。
自転車を漕ぐのが重くなることから、暗くてもこれまで使うことを倦厭していた人も、これならしんどい思いをせずに使うことができそうですね。
非接触のダイナモライトというのでてっきりハブダイナモのことかと思ったら、これはスゴイ!もっと効率よく発電・点灯できるようになったら素晴らしいですね^^
今後に期待したいと思います。ためになる記事をありがとうございました。