世界には、重力があり上下というものが存在し、誰もがそのことを信じて疑いませんが、フランス人アーティストのPhilippe Rametteさんはありえない姿勢で写真に写り込みます。
「浮遊少女」とは、また違った重力感を感じる不思議なアート写真をご覧ください。
これらの写真は、特注された金属製の棒を服の下に滑り込まして身体を固定することで、ありえない姿勢を作り出して撮影されています。
これらの写真によって生み出される世界は、これまでの常識を覆すものばかりであり、同時に「このまま水面と水平方向に”落ちて”しまったらどうなるのだろうか?」といった、ありえない世界ならではのありえない疑問を想起させます。
この特製の金属の棒を木や壁などに固定し、さらにこの金属棒の上に身体をのせることでありえない姿勢を実現しています。
このように木に固定された棒の上に登り、ポーズを決めてから撮影します。