アップルはiPhone 4S発売から問題にされていたiPhone 4Sのバッテリーが急激に減る不具合を修正するため、アップデート版の「iOS5.0.1」の配布を開始しました。この修正版配布には数週間かかるとされていましたが、予想よりかなり早い対応がなされたようです。
今回配布される修正版の「iOS5.0.1」は、「iOS」を搭載可能な「iPhone 4S」「iPhone 4」「iPhone 3GS」「iPad2」「iPad」「iPodタッチ」の第4世代と第3世代に対応しています。
従来のiOS刷新と異なり、Wi-Fiに接続していれば、パソコンに有線接続して配信・管理ソフト「iTunes」を起動しなくても、各端末の「設定」画面から、そのまま最新版をダウンロード(取り込み)して載せ替えられるようになっています。利用者によると10分程度でアップデートができるといいます。
また、修正版ではハッカーが利用者のデータを盗み出す悪質なアプリケーションを構築できるシステムの不具合など、いくつかのセキュリティー問題にも対処しているといいます。